中古マンション選びのポイント 高層階か低層階? それとも中層階? 【大阪市中央区中古マンション専門会社】|菅
こんにちは プラスワンエステートの菅(スガ)です。
今回は「高層階か低層階? それとも中層階?」というテーマでお話します。
マンションを買うなら何階がいい?
新築マンションなら階数によって価格がちがってきます。
一般的に高層階になるほど高額になってきます。
その違いは100万円単位で変わってくることもありますね。
これは、分譲元のデベロッパーが1社で何戸ものお部屋を
一気に販売するので、基準価格で販売する基準階をもうけ、
そこから階数が上下するごとに価格を設定するためです。
これに対し中古マンションはでは、一戸一戸売主さんが異な
りますし、同じマンションで一気に何戸も販売するわけではな
いので、新築分譲のように何階だからいくらというふうに価格
が決まるわけではありません。
中古マンションは、売主さんが個々に我々のような不動産会
社に価格の査定を依頼され、その査定金額を参考に、売主
さんごとのご事情(早期売却したい、買い替え、転勤・・・等)
を考慮して価格を決めて中古市場に出てきます。
したがって、同じマンションで、下の階の物件の方が上の階
の物件より高額で売りに出されることもあります。
「なるほど、中古マンションは階数ごとに機械的に値段が上が
るわけではないのですね。」
「それでは、何階を選べば良いですか?」
という疑問がわいてきますね。
答えは、どちらでもOKです。
「なにそれ!」
と言われそうですが、高層階は高層階の、低層階は低層階の
良さがあります。
価格にそれほど違いがでない中古マンションは、階数による
メリット、デメリットを理解したうえで、購入を決定してほしいと
思います。
以下にメリット・デメリットをお伝えします。
①高層階のメリット
・眺めがいい
・日差しがふりそそぎ明るいので冬も暖かい
・階数によってはカーテンをかけなくても室内が他からみえない
ので、夜景が楽しめる
・洗濯物が見えにくい
・風通りがいい
・上層階の方が分譲価格が高いので、マンション内で優越感を
味わえる
②高層階のデメリット
・夏日差しが入りすぎて暑い
・線路や高速道路の近くの物件だと音を遮るものがないのでうる
さい
・エレベーターが点検や停電などで止まった場合、階段で往復す
るのが大変
・風が強い日は洗濯物が飛んでいってしまう危険がある、又は干
せない
・エレベーターの待ち時間が長い
・最上階の場合、夏暑く冬寒い
・地震の時に揺れが大きい
③低層階のメリット
・1階や2階でも下に住戸がない場合は、子供などの足音をあまり気
にしないで済む
・エレベーターの待ち時間がすくない
・ゴミ出しが簡単
・エレベーターが点検や停電などで止まった場合でも階段での移動
が楽
④低層階のデメリット
・日中でも日差しが入りにくいケースが多いため、電気を付ける回数
が多い
・一戸建てや他のマンションとバルコニー越しに視線が合いやすい
・洗濯物や室内が見えやすい
・エレベーターを使わないことも多いが、それが管理費に反映されない
中層階は、高層階と低層階のいいとこ取りできる物件が多いです。
このように中古マンションを選ぶときには、階数によるメリット、デメリット
を考慮のうえ購入の意思決定をしてください。
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